Persistence Length-02

 

まずは,
 Mechanics of Motor Proteins and the Cytoskeleton (Jonathon Howard)
で記述されていることを理解しましょう.

まず,

なる関数を考えましょう.この微分は,

となります.ここで,

とします.
Howardの本では,三角括弧が少し足りない気がします(ここで確認).

三角関数の公式,

より,

ここで,平均の位置が変わったのは,θ,とΔθは独立と考えているのでしょう.
ここで,第二項の正弦波の部分は平均すると0となります(正,負,等しく起こるので).なので,

となります.

なので,

さりげなく平均の位置を変えています(-1,を平均の中に入れても問題ないので).

さて,次に,Δθがとても小さいとして,マクローリン展開による近似を行いましょう.すると,

となります.

この式は,fの微分方程式ですので,

を導き出すことができます.

ここで,

とおくと,


と,指数となることがわかります.

次に,Moscow State University Physics Department,での説明を理解しましょう.

 

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